ペンキの塗り方

コンクリート・モルタル、漆喰・ビニールクロス、各種壁紙などの室内壁

手順

使用前に塗料を充分にかきまぜてください。
  • 塗料を角棒や平板などで缶の底の方まで充分にかきまぜます。色ムラもなく、性能を充分に発揮できます。
  • 色シールの色を目安に、充分に撹拌されていることを確認してください。
1.下地調整
下地調整

ハガレかけているかべ紙は接着剤で補強し、塗る面のゴミ、油分、かび、ワックスなどをとり除きます。
塗りかえの場合、ハガレかけている塗料はワイヤーブラシなどで充分にとり、サンドペーパーで凹凸を少なくします。
「かび取り剤」で、かびをとり除いてください。かびをとった後は、水洗いかぞうきんで液ふきとり、充分に乾いてから塗ってください。(かびとり液が残っていると密着不良や乾燥不良をおこします。)
壁面にひび割れや、穴があるときはコーキング材(塗装できるもの)を埋め込んでならし、よく乾かしてください。

下地調整

マスキングテープや古新聞、ロールマスカーなどを使って、塗料がつかないようにカバーしておきます。
他のところについた塗料は乾かないうちに、水道水でぬらした布でふきとります。乾いてからではなかなかとれません。

下地調整

古い塗膜がハガレている壁や水をつけると水を吸いむような壁などには「塗料下塗り剤No.20」を全面に塗ると壁面がしっかりします。
また、タバコのヤニやアクなどのある場合は、ニジミ防止として「塗料下塗り剤No.20」を下塗りすると効果的です。

カチオン系水性 カチオン系水性 塗料下塗り剤 No.20
2.塗り方
塗り方

入り組んだところやせまいところを小バケで先に塗り、広いところは後から平バケ、ローラーで塗るようにします。
ローラーで塗る場合は受け皿でたっぷり塗料を含ませ、Wの文字を描くように塗り、上からWの文字を消すようにローラーを上下させて塗ります。
一度に塗らず2回塗りすると美しく仕上がります。

ご注意(使用方法と取り扱い上の注意)
  • 天気予報を確認し、晴天の続く日を選んで塗装してください。
  • 気温が5℃以下、湿度の高いとき(85%以上)は塗装を避けてください。
  • 使用する前には、容器の中の塗料を充分にかき混ぜ均一にしてください。
  • 取り扱い中は汚れてもよい服装で手袋やマスクを着用し、皮ふにふれたり口や目に入らないようにしてください。
  • 防水処理をした面やコーキング材やシーリング剤などで塗料が付着しないものがありますので事前に確認してください。
  • ハクリ剤やカビ取り剤をご使用した後は、充分に水洗いしてください。液剤の成分が残っていますと付着力が低下して、ハクリや乾燥不良をおこします。
  • 新設のコンクリート、モルタル面に塗装する場合は、施工後、最低3週間たってから塗装してください。
  • 塗装するときは塗装面をよく乾かしてから塗装してください。
  • 塗装したその日は、入浴は避けてください。浴室や洗面所・台所で水のかかる場所は、換気をよくし塗装後2時間(20℃)以上水がかからないようにしてください。
  • 常に水に浸かるところ、浴槽、タイル、ステンレス、プラスチック材、床面への使用は避けてください。
  • 布製の壁紙、繊維壁、綿壁には塗れません。また、浴槽、タイル、鉄などの金属製品、フッ素樹脂加工などの特殊加工面、床面などにも塗れません。

材料

塗装用具
ハケ類
ローラーバケ

ローラーバケ

すじかいバケ

すじかいバケ

下地調整用具
受け皿

受け皿

皮スキ

皮スキ

接着剤

接着剤

コーキング剤

コーキング剤

かび取り剤

かび取り剤

ペール缶

ペール缶

養生用品
ビニールシート

ビニールシート

マスキングテープ

マスキングテープ

ロールマスカー

ロールマスカー

新聞紙

新聞紙

塗り方講座

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